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眼の後遺症
皮膚の発疹やびらんが消え、からだが回復したあとに、視力障害とドライアイが主な後遺症となります。
視力障害(見えにくさ)
角膜混濁(くろめの濁り)によるもので、光が眼の中に届きにくくなって、見えにくくなります。視力は0.1以下、さらには失明に至る例も少なくありません。
ドライアイ(眼の乾燥)
涙腺が破壊され、涙の産生・供給ができなくなり、強い乾燥症状が出現します。具体的には、「眼が痛い、乾く、眼を開けにくい」といった症状が続きます。
睫毛乱生(さかまつげ)
睫毛の根元に炎症を生じ、睫毛乱生(さかまつげ)が後遺症となります。睫毛が角膜(くろめ)に当たるため、痛みを感じたり、目ヤニが出やすくなります。
眼以外の後遺症
唾液腺が破壊され、強いドライマウス(口腔乾燥)症状を来す場合もあります。それにより、口腔内の痛み、ウ蝕などの症状を招きます。
呼吸器障害が回復せず、後遺症となる場合もあります。